整体とマッサージって何が違うの?
という疑問の声をいただくことがあります。
一般的にマッサージとは、筋肉の硬い(筋硬結)場所に指圧で、圧迫したり、揉んだり、さすったりすることでその部分を柔らかくしていきます。
硬い場所は血流が悪いため、マッサージを行うことで血流が改善していき、その筋肉のみ柔らかくしていくことは可能です。確かに受けているときは気持ちがいいのでリラックスする際などには有効だと思います。目的としてリラックスを求めるのか、根本的な改善を求めるかで異なってきます。
しかし、その場所だけ良くなっても、全身の血流の変化はみられないため、根本的な改善にはならないことが多いです。
そのため、マッサージを続けていてもその場しのぎで、してもらった後は良いですが、翌日には元に戻ってしまうことが多いです。根本的な改善にはならず痛みを再発してしまいます。
では根本的に改善するために?
整体は?どんなことするの?
当院では、筋肉の土台となる骨、関節、筋肉を覆っている筋膜に対して施術を行っています。
関節が動かないとスムーズな筋肉の動きがでにくくなります。
関節って場所にもよりますが、数mm単位でしか動かない場所もあります。背骨などは頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個と22個の骨が関節を作り、身体の捻じる動作や色々な動きに作用します。
一つの関節を動かなくするだけで腰痛につながったり、他の部分に支障をきたします。
また、筋膜(皮膚と筋肉の間にある全身を覆っている膜)が頭の先から足先まで繋がっているため、普段の習慣や姿勢も関係してきます。
関節や筋膜は生活環境、不良姿勢、身体の酷使などのストレスがたまると痛みという信号を出します。
整体ではそれらの根本原因となっている関節、筋膜の硬さを取り除くことで全身のストレスを軽減させることができます。また、姿勢が良くなることで身体への余計な負担も軽減し、不調もなくなります。
マッサージ店は、無資格の方が施術されていることも多くあります。解剖学の知識もほとんどない状態で施術されています。5日間の研修で現場に立たれれいることも良く聞きます。
当院では、理学療法士と柔道整復師の国家資格をもったセラピストが施術を行っています。全員が専門的な技術や解剖、生理学の知識を持っていますので安心してお任せください。
来ていただいている皆様の健康と笑顔を届けられるように常に技術や知識の自己研鑽しております。